手動式入浴リフトが選ばれる理由
リフト浴の導入を検討するにあたって、下記のような課題を感じられているお客さまが多いようです。
- 施設開設の際に機械浴を導入しなかったが、年々ご利用者の介護度が高くなってきている。そのため介護者の負担が増えて困っている。
- リフトがないと利用者が集まらない、ケアマネージャーに利用者を紹介してもらえない。
- 特浴までは必要ないが一般浴では入浴対応が難しくなってきている。
- 特浴しかないので一般浴に入浴できない利用者はすべて特浴で対応しなければならない。そのため特浴だけでは回しきれない。
こういった課題を解決できる、バスラック3つのメリットをご紹介します。
バスラック 3つのメリット
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バスラックは「座位を保つことができる方」を対象にしています。座位がとれればほとんどの方にお使いいただけますので軽度の方から重度の方まで幅広くご利用していただけます。
1人では入浴することができない利用者さんの「お風呂に入りたい!」という希望を叶えることができます。 -
入浴介助時の移乗介助や抱え上げが減ることで介護する人の負担が軽減でき、腰痛予防につながります。
バスラックは脱衣室などで専用キャリーに1度移乗するだけで、そのまま浴室まで移動し、身体を洗い、入浴までをスムーズに行うことができます。 -
バスラックの専用キャリーは本体から外して移動できるので、リフトを使わない場合は一般浴として浴室をご利用いただくことが可能です。
そのためリフトを使って入浴する人が増減しても、浴室を効率よく使っていただけます。
手動式入浴リフト「バスラック」4つの特長
入浴用リフトは各メーカーからさまざまなものが出ています。 ここでは精工技研の手動式入浴用リフト「バスラック」の4つの特長をご紹介します。
電気を一切使わない手動式、安心・安全で快適な入浴を。
- 電動のものだと漏電や感電が心配だし、電子部品の故障も多そう。
- お風呂で電気を使うのには抵抗がある。
- 電動のリフトを使っているが、よくトラブルがあり機械が止まってしまって困っている。
すべての操作を手動で行うので浴室への電源導入が不要です。浴室内で電気を使用しないので感電・漏電の心配がありません。シンプルな機構を採用しているので故障などのトラブルも非常に少なくなっています。万が一の停電時にも動かせるので安全に安心してお使いいただけます。
浴室の大幅改修不要、今あるお風呂にカンタン設置。
- 今使っているユニットバスにリフトを取り付けたいが、どこのリフトメーカーにも設置できないと言われてしまった。
- ご利用者のADLが低くなってきて大浴場に入れる方が少なくなった。リフト浴を導入して大浴場の稼働率を上げたい。
- リフト浴を導入したいと思っているが、あまり費用が掛けられないので大掛かりな改修工事ができない。
設置作業は半日~1日程度。壁に取りつけたレールにリフト本体をセットするだけで、その日からすぐに使えます。
新築はもちろん、今あるお風呂や大浴場・ユニットバスにも後付けできます。それぞれのお風呂に合わせて設置方法を検討・設計します。
※浴室・浴槽の形状や大きさによっては設置できない場合もあります。
手動なのに大きな力は不要、かるい力でラクラク操作。
- リフトは使い方が難しそうなのでスタッフがちゃんと使えるかどうか心配。
- 担当者が変わったときにスムーズに引き継ぎできるかが心配。
「手動だと力が必要だし操作が複雑そう」というイメージを持たれるかもしれませんが、その心配はありません。
上下移動のためのハンドル操作は女性でも片手で軽々、横の移動は本体を軽く押すだけでレールに沿って滑るように動きます。
自分で力を加えなければ動かないので誤操作の心配もありません。
固定レールによるスムーズ移動、揺れずに安心。
- 吊り下げ式のリフトでは揺れが大きく、ご利用者様がリフトに乗るのを怖がってしまいそう。
上下昇降・左右移動ともにレールに沿って面で移動しますので、シートに座ったままスムーズに移動できます。
入浴する人が揺れによる不安を感じることなく、リラックスして入浴していただけます。